Fusion360とカム機構でカラクリを作る方法
Fusion360のジョイント機能とカム などの機構を組み合わせると、色々なアクションを作ることができます。
今回は、カム をジョイントで動かして、ゲームのワンシーンのようなカラクリを作って見ました。作る機構は簡単な進行カムです。カ をスライドさせることで、上下運動を作り出します。
進行カム はシンプルな形なので、このスケッチだけでほぼ作成できます。
カムと昇降部分を、押し出しでサクッと作りました。
ジョイントのスライドを何箇所かに指定すると、このようにスライドを上下運動に変換することができました。
さらに、進行カムが溝に沿って動くように、物理的な制約を加える接触セットを適用します。
進行カム としてはこんな感じで動作するようになりました。
ついでに、キャラクターを足して、ゲームのようなカラクリに仕立ててみます。
まず、鉄球を作ってカムの軸部分にくっつけます。次に前に作ったタヌキのキャラクターを台の上に載せました。
スライドの動きで鉄球が迫ってくるのを、上下運動で回避するという
ゲームっぽい感じのカラクリです。
実際動かしてみると、コミカルな感じですね。今回はかなり機構がむき出しになっていますが
中身をちゃんと隠したほうが、カラクリとしても良さそうです。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。