Makers’Baseのセミナーに参加してみた。
目黒川の桜が咲く頃もここを通りそうな気がする、石丸こと「まる」です。
本日はお約束通り、「Wood Cutlery Set」という木工作業のワークショップを体験させてもらうため、聖地巡礼「Makers’Base」にまたまたやって来ました。!!
何で木工なの??ってそれは、僕が好きだからです。それ以上でもそれ以下でもございません。
粉雪がぱらつく中「Makers’Base」に到着すると、偶然にも本日ワークショップを担当してくれる花崎さんに遭遇です。
何かが起きる予感・・・・
そういう訳で、本日ワークショップの指導をしていただけるのは、Makers’Baseの「花崎翔太さん」です。
メイカーズ・ラブ:
早速ですが、花崎さんアダ名はなんですか??
花崎さん:
小さいきころから、はなちゃんと呼ばれてます
メイカーズ・ラブ:
では早速アダ名で呼びますね。
はなちゃん、今日は何を作りますか??
はなちゃん:
(少し照れながら)はい、本日の「Wood Cutlery Set」は、お盆とお箸と箸置きの3点をつくってもらいます。主に使う機材と道具は、カンナ、サンダー、丸のこ、バンドソーなどで最後にウレタンで塗装してもらいます。
それでは早速作業を開始しましょう!
メイカーズ・ラブ:
わかりました、よろしくお願いしますね、、はなちゃん(笑)
という感じで、ワークショップ「Wood Cutlery Set」は開始されたのであった。。
Wood Cutlery Setの内容
お盆づくり
お盆づくりの工程は、主に3工程となっており、まずは枠組からの制作である。
枠組みのコーナーは45度に切り、切った部分にボンドを塗り、それらをさなだ紐でグルグル巻いて、テンションをかけて固定する。
ボンドが乾いたら、枠組みと台座をボンドで接着し、クランプで挟んで固定する。
最後は、バンドソーで余計な部分をカットし、さらにカンナ、ヤスリで整えて完成。
途中で両面テープの皮(?)を剥がせないでいると、「深爪派ですか?」と聞いてきて、深爪話で親睦を深める二人。
お箸づくり
お箸は、主に2工程。
まずは、はなちゃんお手製のお箸専用ジグに、素材となる木材を並べてカンナでバランスよくカットしていく。このジグの真中は程よい角度に沈んでおり、カンナで水平になるように削ると先端が細くなるという仕組みだ。その後、荒目から細めのヤスリで角取りをして、箸らしく整形していく。
箸置き
箸置きも工程は2つである。
使いたい素材を選んだら、円柱のヤスリが回っている機械に押し当てて、真ん中をくぼませる。
そして、両面の角をカットして、後は紙やすりで磨くだけだ。
この時、機械で木材を削ると木の素材ごとに、独特に臭いがする。
メイプルは甘くていい香りなんですよー、でもケヤキは「〇〇〇」の臭いがするんですよ。
っとテンションが最高潮のはなちゃん!!
※実際の臭いは、ワークショップに参加して嗅いでみましょう!!
塗装工程
最後のはウレタンを塗る作業だ。まず、木材にウレタンを染み込ませて、乾燥したらウェスにシンナーをつけて、余分なところを拭き取る。これにより柔らかい木でも表面が硬くなる。
そして完成へ
ワークショップについて
メイカーズ・ラブ:
「Wood Cutlery Set」は通常何時間くらいで終わりますか?
はなちゃん:
だいたい三時間〜四時間くらいになっています。
メイカーズ・ラブ:
ワークショップは誰が考案するのですか??
はなちゃん:
今回の「Wood Cutlery Set」は僕が企画しました。各セクションに担当者数名いまして、その方々が独自のワークショップを考案しています。
先月の僕のワークショップは「木箱」を作ったのですが、工程が盛りだくさんすぎて(笑)、3時間くらいで終りませんでした。
ですので今月はもう少しシンプルにした企画にしました。
メイカーズ・ラブ:
なるほど、それでも十分盛りだくさんでした!
ワークショップを考案するのに、何かこだわりとかありますか?
はなちゃん:
Makers’Baseには沢山の機材があるのですが、使い道が分からなかったり、作りたいものがあってもやり方が分からない方などが、ワークショップで学んだ技術を応用して、自分の作品に取り入れられるように努力しています。
メイカーズ・ラブ:
なるほど、僕も今回はかなり勉強になりましたよ。特に枠組をひもで使って固定する方法とか、独学では到底学べないですし、過去使った事がある機材でも、専用のジグを用意することによって、安定したパーツが作れる事とか、とてもためになりましたよ。
本日は長い時間ありがとうございました!!
ワークショップを受けてみて
木工作業には手馴れてる僕が受けても、とても盛りだくさんの内容で満足の行くものであった。
特に毎日当たり前のように使っている「お箸」などは、まさか自分で作るなんて想像もしなかった。その結果、今まで気にもとめなかった自宅にあるお箸を眺めては、製作者の個性を感じたりする事が芽生えたのだった。
さらに、喫茶店などで座ったテーブルの角を見て、45度の切込みを発見すると「おお!これやった!」とテンションが上がり、全体を眺めては「これはどうやって作るんだろうか?」などと思いを巡らせる。。。。
そう、物を買うという思考から、作ろう!!っと視点が変わっているのだ。
そんな思考を芽生えさせたい方は是非、Makers’Baseでワークショップを受けてみよう!
今回の「Wood Cutlery Set」は、今月(2014年2月)に後三回あります。どれも人数制限があるので、急ぐべし!!
▼ワークショップのご案内
Wood Cutlery Set
参加費:会員:5,250円 一般:5,250円
・2014年2月15日(土)14:30〜17:30
・2014年2月22日(土)15:00〜18:00
・2014年2月23日(日)15:00〜18:00
▼会社概要
Makers’ Base
東京都目黒区下目黒2-5-12
TEL:03-5719-6580
FAX:03-5719-6581
営業時間:10:00〜22:00(月曜定休)
Makers’Baseは会員制のシェア工房です。
まずは無料体験ツアーに予約しよう!!