5軸3Dプリンターが発表!3Dプリントの限界を超える?!
ポーランドの3Dプリンターメーカー「VERASHAPE」が、5軸の3Dプリンター「VERASHAPE」を、11月14日よりフランクフルトで開催されるformnextで発表するそうです。
「VERASHAPE」は、ポーランド国立研究開発センターの支援により開発。
傾斜回転式のプラットフォームを備え、5軸での3Dプリントを可能にするそうです。
メーカーによると「VERASHAPE」樹脂を積層するFFF方式の3Dプリンターの概念を変える製品になるとのこと。
5軸加工機というと、マシニングなどの切削加工が有名ですが、
「VERASHAPE」の3Dプリンターも近い考え方を持っているようですね。
「VERASHAPE」は、プラットフォームが回転することで5軸運動を行います。
さらに、エンドミルを交換するように複数のプリントヘッドを切り替えながら、様々な素材を同時に印刷するそうです。
FFF方式の3Dプリンターは、技術的な限界であまり進歩しないかと思っていましたが
この方式だと、硬い樹脂を積層しながら柔らかいゴムも組み合わせたモデルを
一体で作ったりすることが可能になりそうです。
これは、試作の機械という3Dプリンターの限界を超える可能性が感じられますね。。
「VERASHAPE」は2019年中のリリースを予定しているそうです。