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【第一回】3Dプリンターの性能をマジ比較!3Dプリンター選手権

最強の3Dプリンターを決める

誰もが知りたい!!3Dプリンターの悩みを解消する(だろう)「勝手に3Dプリンター選手権」がやってまりました!!

印刷する際の手間は??
印刷時間はどれくらい??
10mmのパイプを通すには、クリアランスは何ミリ必要??

といった所を中心に、第一回では検証していきたいと思います。
今回は4台のエントリーで、印刷物は直線や丸といったシンプルな物を用意しました。

データ取得協力:3Dプリンターハウス

印刷物

印刷物

 

出走馬の仕様

カタログから見るスペックは、各自こんな感じです。

UP Plus2

UP Plus2

UP Plus2

造形方式 FDM(熱溶解積層法)
使用部材 ABS/PLA/木質(PLA+竹の粉(70%))
プリントエリア[W x L x H](mm) 140 x 140 x 130
積層ピッチ (mm) 0.15/0.20 /0.25 /0.30 /0.35 /0.40
製品寸法 [W x L x H](mm) 245 x 260 x 350
重量(kg) 5

 

■ダヴィンチ 2.0A Duo

ダヴィンチ 2.0A Duo

ダヴィンチ 2.0A Duo

造形方式 FFF/熱溶解フィラメント製法
使用部材 ABS/PLA
プリントエリア[W x L x H](mm) 150 x 200 x 200
積層ピッチ (mm) 0.1/0.2/0.3/0.4
製品寸法 [W x L x H](mm) 468 x 558 x 510
重量(kg) 27.5

 

■DS1000

DS1000

DS1000

造形方式 FFF/熱溶解フィラメント製法
使用部材 ABS/PLA/ナイロン/PET※推奨フィラメントあり
プリントエリア[W x L x H](mm) 105 x 105 x 105
積層ピッチ (mm) 0.05 ~ 0.35
製品寸法 [W x L x H](mm) 270 x 280 x 255
重量(kg) 約5

 

■Replicator2

Replicator2

Replicator2

造形方式 FDM
使用部材 PLA
プリントエリア[W x L x H](mm) 285 x 153 x 155
積層ピッチ (mm) 0.01〜0.1mm, Medium: 0.2mm, Fast: 0.3mm
製品寸法 [W x L x H](mm) 490 x 320 x 380
重量(kg) 11.5

 

 

【準備】印刷の条件

▼印刷素材

UP Plus2 ABS(※推奨素材)
ダヴィンチ 2.0A Duo ABS(※推奨素材)
DS1000 PLA(※非推奨)
Replicator2 PLA(※非推奨)

※推奨素材 販売メーカーが推奨している純正素材です。
※非推奨 amazon等で購入できる、一般的に流通されている素材です。

▼インフィルの条件
印刷時の中身の密度です。

UP Plus2 最も粗い(※1)
ダヴィンチ 2.0A Duo 15%
DS1000 15%
Replicator2 15%

※1 スライサーソフト上で数字の設定が無いためこの密度を選択肢ました。

【チェック1】準備時間

印刷を開始する前は、「Z軸(「印刷物が載る台」と「ノズル」の間)」を調整をしないといけません。
今回唯一「UP Plus2」だけが自動調整してくれますが、それでも実際に機械が動いて確認するので無くなることはありません。それでも数秒で終わります。
一方「ダヴィンチ 2.0A Duo」は現在の状態を確認して、その結果を本体にあるディスプレイに表示してくれます。しかしながら、この結果が出るまで5分くらいかかるのがネックだったりします。
その他2つは自分で調整するのですが、コツを掴んでしまえばそんなに大変ではありません。この業界では有名で簡単なやり方は

「紙1〜2枚分を挟んで、調整する」

だけです。
ですので、この調整時間はある程度慣れた人がやった時間ですのであくまでも参考程度としてください。

【グラフ 1】準備までの時間

【グラフ 1】準備までの時間

 

【チェック2】印刷時間

首位をとったのは「Replicator2」です。結構シンプルな構造ですが、最大約1時間も差が出るのですねぇ。ビックリです。

【グラフ 2】実際にかかった印刷時間

【グラフ 2】実際にかかった印刷時間

左上から「Replicator2(白)」「UP PLUS2(緑)」「ダ・ヴィンチ2.0 DUO(白)」「DS1000(赤)」

左上から「Replicator2(白)」「UP PLUS2(緑)」
「ダ・ヴィンチ2.0 DUO(白)」「DS1000(赤)」

気になったのは「ABS」陣でして、どちらもそりが出てます。
実測値ですと、「10mm」の厚さに対して以下状態です。

▼反りの部分の厚さ

UP Plus2 9.5mm
ダヴィンチ 2.0A Duo 8.2mm
ダヴィンチ 2.0A Duoの反り(左側)

ダヴィンチ 2.0A Duoの反り(左側)

UP Plus2の反り(左側)

UP Plus2の反り(左側)

 

【チェック3】クリアランス

今回、直径10mmのアルミパイプを買ってきました。もちろんノギスで測定していますがちゃんと寸法通りです。果たしてこのパイプが穴に通るか検証していきます。
印刷したパイプ用の穴は、0.1mm単位で「9.8〜10.2mm」で開けており、果たして通るはどれか!!

驚いたことに、パイプが通ったのは「UP Plus2」の「10.2mm」の穴のみで、他のはどれも通りませんでした。

「UP Plus2」のパイプ貫通

「UP Plus2」のパイプ貫通

グラつきも殆ど無く、程よい隙間で文句なしの性能です。

そこで全機種の「10.2mm」穴の実測値を以下に記載しておきます。

10.2mmの実測値

【グラフ 3】 10.2mmの実測値

それ以外の実測値は近日中に資料にして配布予定ですので、しばらくお待ちください。

 

最後に

以前からやろうやろうと思っていたのですが、なかなか3Dプリンタと場所の確保ができず、今回やっとできた次第でございます。実際このデータを取るのに、14時間くらいかかっておりまして、帰る頃は日付が変わる寸前でした(笑)。

さて、やってみてびっくりしたのは「UP Plus2」の印刷精度でした。Z軸調整も自動でやってくれるのでほとんどトラブル無く印刷できる感じです。初めて買う方にはオススメできると思います。

しかし、ABSの反りの問題とか寸法等も、印刷環境の調整やスライサーの設定で変わる可能性があります。ですので、購入を考えている方はあくまでも参考程度にしてください。

なお、UP Plus2はメイカーズラブでも販売しています!

次回以降も色んな検証をしていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

つづく・・・・

 

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