【プリント・後加工編】3Dプリンターとゴム素材で猫グッズを作る
前回、無料3DCADのFusion360で3Dデータを作った「猫パンチガード」。
今回は、そのCADデータを使って、3Dプリントと後加工に挑戦してみます!
3Dプリンターは、3Dデータがわりと薄いモデルなので、外気を密閉出来る「UP BOX」を使います。
さらに、多くの低価格3DプリンターはPLA専用機です。
※ABS対応タイプでも、実際はプリントが反って使えない場合が多いです。
「UPシリーズ」はABSを剃らないで印刷できるという特徴もあります。
そして、ABSだとヤスリがけなどの後加工が可能になります!
さらに、今回は3Dプリンターの「UP Plus2(アッププラス2)」で使える、ゴムフィラメントも使ってみます。
ABSで作ったボディにゴムの部品をはめて、「猫パンチガード」をドアノブに固定する想定です。
まず、UPBOXで本体を3Dプリントします。
サポート材がつきますが、手で簡単に剥がれるのが「UP BOX(アップボックス)」の楽な部分です。
次に、ゴムフィラメントで台座の部分を作ります。
台座は「猫パンチガード」をドアノブにはめる部分なので
摩擦がかかっても壊れないゴムを使います。
「UP Plus2(アッププラス2)」で、ゴムフィラメントをプリントします。
ゴムにもサポート材がつきますが、まあまあ剥がすことが出来ます。
ボディにゴムをつけると予想どおりガッチリハマりました。
「UP Plus2(アッププラス2)」のゴム素材なかなかいい感じです!
次に後加工に入ります。
「UP BOX(アップボックス)」でプリントすると、けっこうキレイに仕上がりますが
3Dプリンターならではの積層跡はやはり残ります。
そこで、ABSでプリント出来る利点を活かして
まず、ヤスリがけをします。
ヤスリがけした時点で、かなりツルツルになりますが。
今回はさらに、コーティング材も使います。
コーティング材を塗ったあとに、すごく細かいヤスリで研磨していきます。
そうすると、ガラス並にピカピに!
3Dプリントしたモノとは思えない仕上がりになりました!
まず、画像で比較してみてください。画像だけだと分かりづらいので、映像も載せてみます。
最後に、実際に「猫パンチガード」を設置してみました。
ドアノブにもガッチリハマって、いい感じです。
うちの猫たちも恨めしそうにしています♪