低価格レーザーで木材を曲げるのに成功!
10万円台で買える、低価格レーザー「Podea6W機」で木材を曲げるヒンジ加工に挑戦してみました。
今回作るのはこのペンケースの曲げる部分です。
まずは、ヒンジの曲げ加工の部分のデータを作ります。
ヒンジの部分は、1mm感覚でカッティングする加工になっており、かなり細かい切断が必要です。
これをPodea6W機で切断します。
出力が6Wの低価格レーザーは、一回ではMDFのような木材はカットできません。同じ箇所を何度か切る必要があります。
ヒンジは綺麗に切れないと曲がらないため、普通に木材を切断するよりも多めの回数切ります。
カットする回数やスピードは、素材のよってことなります。今回はMDF2.5mmなので、カット見本を作ってから挑みました。
2.5mmのMDFを出力80%、スピード8mm/sec、回数4回で切断しました。
往復回数が多いので、加工時間は30分とそこそこかかります。(業務用だと5分ぐらいで終わる感じです)
結果はなかなか綺麗に切れました。固定するとヒンジはちゃんと曲がります。
こんな感じのペンケースが低価格のレーザーでもできるのは驚きです。
低価格のレーザーカッターは、業務用機器に比べると時間はかかるものの
ほぼ同じようなことが可能なのがわかりましたー
ちなみに、PodeaでMDFを切断すると、切り口が産業用と比べて黒めになります。
(このへんは好みが分かれそうです)
それと、今回メーカーさんからのご厚意で
もともと安い「Podea」を69,800円で分けて頂けることとなりました!
※ちなみに、安くなっているのは1.6W機です。ペーパークラフトや革への彫刻などをメインにしている方向けの機種です。
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