樹脂の表面がなめらか?! 1000万色のフルカラー3Dプリンターがついに発売へ!
ミマキエンジニアリングが開発中の、3DプリンターとUVプリンターを組み合わせた
フルカラーUV硬化インクジェット方式の3Dプリンターが、年内に発売されるそうです。
「3DUJ-P(仮称)」は、3Dプリンターに、平面の印刷技術であるUVプリント方式を組み合わせ、1000万色以上の表現が可能となっているそうです。
「3DUJ-P(仮称)」は、2015年に発表され、テストプリントサービスが以前から行われてきました。
2017年3月7日の発表会で、2017年内のリリースが公表されました。
価格は1500〜2000万円が想定されるそうです。
ミマキ3Dプリンターの公式ページへ
以前も石膏や樹脂のフルカラー3Dプリンターは存在しましたが、表面がザラザラで、発色もあまり良いものではありませんでした。
「3DUJ-P(仮称)」公式ページにある造形物をみると、非常に発色がよく表面がなめらかです。
積層ピッチが、0.01〜0.05が想定されており、かなり細かい物も造形できるようですね。
ミマキ3Dプリンターの公式ページへ
造形素材はアクリル系の樹脂で、ABSと同程度の強度を確保。そのため、ネジ穴を切って使用することも可能だそうです。
※ちなみに、ネジ穴を切るタッピング加工は、同じアクリル系の樹脂が多い光造形では強度不足でした。
さらに、柔軟性の高いインクを使うことで、曲げたり折ったりできる造形物も作ることができるそうです。こういう表現は、石膏型では不可能でした。
さらに、造形後のモデルは研磨してそのまま仕上げることが可能とのこと。(方式的に色落ちはしない)
コーティング剤を使うことで、野外での使用も可能だそうです。
UVプリンターは、メイカーズラブで所有していますが非常に発色がよく、色彩再現に優れた方式です。
ミマキの「3DUJ-P(仮称)は、今までのフルカラー3Dプリンターの問題点を、払拭する感じがしますねー
ミマキ3Dプリンターの公式ページへ
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株式会社ミマキエンジニアリング
グローバルマーケティング部
担当:所 康武
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