ミマキのUVフルカラー3Dプリンター「3DUJ-553」が11月に発売開始
産業用機器メーカーのミマキエンジニアリングから、1000万色以上の色彩再現が可能な、UV硬化型のインクジェット3Dプリンター「3DUJ-553」が発売されます。
「3DUJ-553」は以前から話題になっていましたが、今年の11月についに発売となります。
この3Dプリンターは、UVインクを積層する、UV硬化型という特徴的な方式です。
造形後に着色するのではなく、(C,M,Y,K,ホワイト,クリア)のインクを一層ずつプリント。サポート材も含めて造形中に色をつけていくため従来は難しかった色表現が可能となります。
3DUJ-553の公式ページがこちらへ
3Dプリンターは、試作品作りの道具という側面が強いですが
「3DUJ-553」は最終製品として使える物が造形できるそうです。
ミマキの発表しているサンプルでも看板など外で使うものも想定されています。
造形できる素材は、ABSと同程度の強度があるアクリル系の樹脂だそうで
造形後に穴あけなどの加工が可能のため
下のランプシェードのような製品化も可能です。
「3DUJ-553」の造形面積は508×508×305mmとかなり大型です。
最大積層ピッチは22ミクロン(0.022mm)と詳細です。
本体価格は1780万円と、業務用3Dプリンターとしてはそれほど高くないレベルだと思います。
3DUJ-553の公式ページがこちらへ
3DUJ-553のスペック
項目 | 3DUJ-553 | |
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造形方式 | UV硬化インクジェット方式 | |
表現可能色数 | フルカラー1,000万色以上 | |
プリントヘッド | オンデマンドピエゾヘッド 8ヘッドインライン | |
インク | 種類/色 | モデル材インク MH-100(C, M, Y, K, ホワイト, クリア) サポート材インク SW-100 |
内蔵タンク容量 | C, M, Y, K:3L ホワイト, クリア, サポート材:5L |
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供給形態 | C, M, Y, K:1Lボトル ホワイト, クリア, サポート材:4.8Lボトル |
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造形領域(W×D×H) | 508mm×508mm×305mm | |
最小積層ピッチ | 22μm | |
造形時間※100×100×100mm(W×D×H)サイズ造形時 | 高速モード:14.4時間 600×300×600dpi(42μm) 標準モード:17.0時間 600×300×800dpi(32μm) 高精細モード:25.7時間 600×300×1,270dpi(22μm) |
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3Dデータフォーマット | STL、OBJ、VRML、PLY、3MF | |
ソフトウエア(標準添付) | レイアウトソフト「Mimaki 3D Link」 | |
インターフェイス | Ethernet 1000BASE-TX | |
電源仕様 | 単相AC100~120V/220~240V±10% 50/60Hz±1Hz |
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適合規格 | VCCIクラスA/FCCクラスA/UL60950準拠ETL/ CEマーキング(EMC指令、低電圧指令)/CB認証/ RoHS対応/REACH |
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外形寸法(W×D×H) | 2,130mm×1,335mm×1,320mm | |
重量 | 590kg(インク重量含む) |