レーザーカッターのあるある 照り返し編
レーザーカッターを使い始めると、必ず一度は悩む事があります。
それはこれです。
反射にによる照り返し
これがどう問題になるかと言いますと、素材の裏側がひどく汚れます。
これを対策する方法がいくつかあるのですが、マスキングテープを貼ったりしてあっさり解決できます。完璧に保護する場合は素材の両面に貼ると、ほぼ焦げ問題は解消できます。
しかし、、、
1個や2個程度ならこれでも良いのですが、これが沢山つくるとなると色々と問題がでてきます。
貼る工程は素材に1回貼るだけですが、剥がす方はそんな簡単な話ではありません。
一枚の素材から100個カットすると、
剥がす工程は100回に増えます。。
当然ながら、両面に貼った場合は200回剥がすので、ある程度量産するとこの作業がかなり億劫になるのです。
そんな悩みから開放してくれるものがレーザーカッター【HAJIME CL1】の会社「オーレーザー株式会社」から販売されます。
ピンテーブル
この【ピンテーブル】は、各社からレーザーカッターのオプション品として販売されていますが、「オーレーザー株式会社」から発売される【オフセットピンテーブル】のは一味違います。
私も春の展示会で実機を触らしていただきましたが、レーザーカッター「HAJIME CL1」のマシニングソフト【HARUKA】からピンの置く位置を設定すると、ピンを指す箇所を本体が教えてくれます。
アクリルなどの比較的熱に弱い素材は、カットする内側にある程度の「支え」のピンをあてがわないと、たわんでしまうことが多々あります。形状が単純であればそんなに難しい作業ではないんですが、下記画像のような複雑なカットを施す場合はどこに置くべきかわからなくなりがちです。そのあたりをあっさり解消してくれるインターフェースですので、数回使えばすぐに覚えられるくらいでした。
この会社のコンセプトの一つとして「簡単」というのがあるのですが、ただオプションだけを販売するのではなく、至れり尽くせりが良いですよね。
詳細は以下から見れますので、ご興味ある方は御覧ください。
レーザカッター「HAJIME CL1」の制御ソフトHARUKAと連動する【オフセットピンテーブル】を販売
以上

レーザーカッターに必須のイラストレーター入門
レーザーカッターは3Dプリンターと並び注目のデジタル加工機です。しかし、加工データを作るにはイラストレーターの操作が必須です。
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2.製品レベルの課題を作りながら学べる。
3.レーザーの加工法を学んで、実際にカットもする。



