【Fusion360】パターンで、不規則な形に沿った模様を入れる方法
今回は、Fusion360で不規則な形に沿って、ドットパターンを入れる方法を紹介します。
Fusion360のパターン機能は、模様を入れるには向いてないと思われていますが
うまく使えば、ちょっと変わった形状に沿った模様を作ることができますよ。
今回使うのは、「作成>パターン>パス上のパターン」です。
まず、50mmの立方体を作り、角に半径10mmのフィレットを入れます。
そして、天面だけに2mmのシェルを適用して、簡単な器を作ります。
この器に均等にドットの模様を入れて行きます。
続いて、立方体の正面に直径5mmの円を書いて、円を押し出して切り取りドット模様の元となる穴を開けます。
次に、ドットパターンを増やすための準備として、器の底面のループの長さを「計測」で測ります。
寸法は、182.832mmです。この数字をパターンを適用する時に使うので、コピーして起きましょう。
そして、「作成 > パターン > パス上のパターン」で、円の面を複製します。
オブジェクト:円の面、パス:器の外周、数量:13個、距離:182.832、方向:パスの方向
これを適用すると、均等にドットの模様が入ります。
※ちなみに、数量を13個にしていますが、穴は12個しかあきません。開ける穴の数より、1つ多い数量を指定する必要があるようです。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。