3Dプリンターはミニ四駆か? 「atom」組み立てセミナーに参加してきました。
先日、個人的に購入した3Dプリンターの受け取り&組み立てセミナーに参加してきました。
今回買った3Dプリンターは、国産メーカーGenkeiさんの製品「atom」です。
「atom」は、Makerbotなどと同じくオープンソースRepRap系のプリンターですが、RepRapジャパンの代表である加藤大直さんが作ってるあるだけありなかなか高性能♪
基本スペックはこんな感じです。
プリント面積:135×140×140mm
解像度:最大0.025mm
価格:129,800円
面積は小さめですが、この価格で解像度(積層ピッチ)が最大0.025mmとなかなかの優れものですね。
さらに、
購入の決め手となったのは”組み立てセミナー”がセットになっていること!
3Dプリンターの情報を集めていると目につくのは、素材が詰まったり、急に動かなくなったりと非常にトラブルが多い事ですね。
自作のPCみたいな機械なので、構造をちゃんと分かって買った方がトラブルに対処しやすいだろうと踏みました。(ちなみに自分はかなりの機械音痴です。。。)
8月末土曜日に行われた組み立てセミナーは6名ほどの参会者でした。時間は10時スタートで、所要時間は5時間程度とのことです。
まず最初に、必要な部品が組み立てられます。
驚いたのはパーツ自体が3Dプリンターで作られたものであること。RepRapのコンセプトの通り、自己増殖するみたいですね〜
講師の方の指導を受けながら、細かいパーツから組み立てていきます。
構造がシンプルなせいか機械な苦手な自分でも、わりとサクサク組み立てられます♪
しかし、一生懸命ねじを締めていると締め過ぎはだめだとか、ここはちゃんと間をあけるとか。。。
セミナーに参加前は、自作PCみたいな感じだろうと思っていましたが、さらに扱いづらいミニ四駆みたいなイメージですね。
そんなこんなで、4時間ほどかけてプリンターは完成!しかし、コードが多いですね。。。
コードは、後でまとめるためのカバーをもらいました(装着した姿は後ほど)
プリント用のソフトをセットアップして、試しにプリントしてみます。
ちゃんと積層されていますね。
家に持ち帰ってコードをまとめて再度プリントに挑戦!
重要な部品がいつの間にか外れていたりと、最初は少し苦戦しましが
セミナーに参加して構造が分かったおかげてトラブルも乗り越えプリントに成功しました★★★
「atom」を自分で組み立ててみて、これは完成品を買うと路頭に迷いそうだな〜と
思いました。
最近ヤマダ電機など家電量販でもプリンターが売られていますが、かなりトラブルが多いそうです。
そういえば、「atom」を作っているGenkeiさんは近々事業を拡大して、月1回だった組み立てセミナーの頻度を増やすそうですね。
国産の3Dプリンターはいくつかありますが、組み立てセミナーがあるのはこちらダケなので
個人的にはおすすめ出来ますね〜
▼コードをまとめた姿です。スッキリ?したでしょ