3Dプリンター「atom」を組み立てるセミナーに行ってきた
葉が落ちる瞬間を見ると、なんだか切なくなる石丸こと「まる(ニックネーム)」です。
今回の記事は、以前、このサイトで沢山記事を書いてる「佐々木」が過去に参加した「3Dプリンターはミニ四駆か? 「atom」組み立てセミナーに参加してきました」とセミナーに参加させて頂いたので、ご報告したいと思います。
まず、内容を書く前に、自分の自己紹介をさせて頂きます。
自分は、工業系の学校出身で、メカニカルなものに対しては、強い方です。ものづくりも大好きで、会社の家具は8割作ったりしています。
そんな、僕が3Dプリンターの話を聞いたのは、2013年の3月くらいで、佐々木からでした。話を聞いた時、正直あまり興味がでなく、その最大の理由は、制御系の物はとにかくメインテナスが大変だと、過去の経験からよーく知っていたからです。
そんな中、あっという間に3Dプリンターの値段が下がり、組み立てキットなるものを身近な人間が購入してるのを見て、段々と興味がでたあたりで、ありがたい事に、このセミナーに参加できた次第です。
トイウコトデ、長くなりましたが、セミナーの内容です。
時は2013年11月23日(土)10:00、セレブが集う広尾にある、genkei社にやって来ました!
すでに机の上はすでに、スタンバイ状態!!
しかも綺麗に並んでますねぇ・・
今回、セミナーの講師をしてくれる、お二人です。
お互いの自己紹介と雑談をしていると、セミナーが開始したのである。
大きくセミナー内容を分けると、こんな感じ進行しました。
1.本体の組み立て(約4時間)
3Dプリンター本体の組み立て
2.パソコンと3Dプリンターの設定(1時間)
3Dプリンターを基板につないで、PCに認識させる
3.ソフトの説明(2時間)
認識した3DプリンターをPCからコントロールして、初期設定等を行う
なんですが、内容については割愛します(笑)!!
セミナーの内容は、文頭にある佐々木の記事をご覧ください。
実は特出したい事があったので、そっちを書きたいのだ。
そう、頑張って、自作して、何事もなく終わった人は、少々もったいないと思う。
あいにく、僕の機体は、偶然にもこんな感じのトラブルに見舞われた。
1.ヘッドの温度があがらない
基板の回路がおかしかった。かなりレアなケースらしい。
2.印刷時だけ、素材が押し出されなかった。
可変抵抗の電圧が足りなかった。
3.無事温度が上がって印刷できたが、印刷物にムラがあった。
ヘッドの温度センサーの差し込み具合が悪かった
そう、重要なのは、問題を解決方法を、目の前で見れた事なのである。
3Dプリンターはまだ発展途上の段階だ。すなわち、印刷する素材、印刷する物、そのための設定、これらを何度もトライして、印刷をする。当然印刷には時間がかかるので、少しずつ経験値が溜まっていく。つまり莫大な時間がかかるのだ。これらを乗り越えるには、忍耐力、好奇心、学習能力これらが備わって、優秀なエンジニアへと成長していく。
すなわち、良きエンジニアは、これらの経験をもとに、問題をうまく切り分け、解決していくのだが、今日のお二人の底力を間近で見れたわけである。こんなラッキーなことはない。
当然、僕の機体は、すべての問題を解決して、正常稼働している。
もう一度言う、3Dプリンターは発展途上である。そして、安定するまでは物理的に時間がかかる。
なので、市販品を買っても、恐らくトラブルに見舞われるのだろう。
ならば、安定した製品が出るまで、自分で作って、機構を理解し、その後、印刷トラブルがあっても親身に相談できる優秀なスタッフがいる、Genki社の自作キット3Dプリンター「atom」を選択するのは「あり」では無いだろうか?
最後に、長い時間でしたが、親切丁寧にありがとうござました。
この場をもってお礼とさせていただきます。
▼genkei
HP
積層型3Dプリンターatom のスペック等