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国産3Dプリンターが、たった2日で資金調達に成功した3つの理由

佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

 

国産3Dプリンター BONSAI Mini

以前ご紹介した、クラウドファンディングに挑戦中の国産3Dプリンター「BONSAI Mini」が、2日間で目標金額(200万円)に達したそうです!

※現在78,000の早割モデルは終了していますが、89,800円のモデルはまだ買えるようです。

Kickstarterだとこういうニュースもそう珍しくないですよね。しかし、モノ作り系のクラウドファンディングがなかなか成立しない国内では異例の早さだと思います。

という分けで、
ファンディングが成功した要因を、個人的な思い込みとともに3つ上げてみました。

 

Bonsai Mini 国産3Dプリンター

 

えらく安い $

まず、プリンターの価格が78000円からと、本当に元が取れているのかと心配になるぐらい安いことですね。

 

コンパクトなBONSAI Mini

 

なんか小さい♪

手にもった写真のインパクトが強いですが、これ3Dプリンターなの?というぐらいコンパクトなこと。

 

BONSA Miniのカラーバリエーション

 

なんかカワイイ♥

5色のカラーがあったり、歯車型の回転軸があったり、なんかカワイイですよね。しかし、何故3Dプリンターにカラバリなのか??

 

機械的な部分では、X軸とY軸がクロスし、Z軸はベット自体を昇降させているので、ヘッドの安定度が高そうな構造です。

大きさとプリンタ品質を両立させる工夫がかなり詰まった、本格的な3Dプリンターだと思います。(以下の写真は稼働中の動画より)

BONSAI Miniの構造 

 

でも、実際買っている人って機械設計的な部分って気にしてるんですかね〜

低価格3Dプリンターはまだまだ黎明期です。いまは色んな分野の人が興味を持っていますよね。つまりビギナーが多い状況だと思います。

そう考えると「なんかよく分からないけど使ってみたい」という存在感が、実は重要だったりするような。(ロジャースのイノベーター理論にはおもいっきり反している思いますが)

独断と偏見であげた3つのポイントをみると、
値段以外は見た目の話です。

BONSAI Miniの異例に早いファンディングを見て、デザインに力を入れるメイカーが出てこないかと、デザイナー出身として期待したいところです(現在のものは無骨過ぎるような。。。)

 

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執筆者のご紹介
佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。