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【8/8まで】実物は凄い!世界一の巨大3Dプリンターを体感できるイベント

東京藝大美術館(陳列館)で開催中のイベントに、化け物級の3Dプリンターがあるという噂を聞き、早速行ってきました。

今回お邪魔したイベント「マテリアルライジングⅡ」では、国産3DプリンターメーカーGenkeiさんが設計した、デルタ型巨大3Dプリンターが出展されています。(デルタ型では世界一の大きさだそうです)

巨大3Dプリンター

確かにこれはデカい!
体育館の天井まで届きそうなスケールの大きさです。

この3Dプリンターは高さが4mで、プリントする場合は2mぐらいまで積層できるとのこと。プリント中の筒状のモノは高さ1mぐらいで、積層3日目だそうです。

巨大3Dプリンターでの積層

触ってみると厚さも1.5cmぐらいありかなり丈夫です。
積層ピッチも0.05mm(50μ)ぐらいは行けるそうで、けっこう奇麗です。

プリンター自体も、全体的な構造やアームなどはかなり頑丈にできており、積層時のブレも見られません。
この大きさで、カタチが変則的なモデルをプリントしてつつかなり安定した積層が出来ていて驚きました〜

デルタ型巨大3Dプリンターでの積層物の厚さ デルタ型の大型3Dプリンターのノズル 天井に届きそうな4メートルの3Dプリンター 巨大3Dプリンターの丈夫な構造

ところで、プリンターとしての性能は良さそうですが。。。

いったいコレ何に使うんだ???

という疑問が湧いてきました。

 

そこで近くにいた、プリンターの設計者でもあるGenkei代表の加藤大直さんに聞いてみました。

Genkei代表の加藤大直さんが設計した巨大3Dプリンター

ーーメイカーズラブ

このバカでかい3Dプリンターってスゴイと思うんですけど、何に使うんですか?
やっぱり、ガンダムの製造とか!!

 

ーー加藤大直さん

いや。。。
これは、実はいろんな使い道があるんですよ。

今までの3Dプリンターは、どうしても雑貨ぐらいの大きさのモノが限界ですよね。
そうすると家具とか建築みたいな、大きな製品が多い業界では使えないという問題がありました。

僕は家具デザイナー出身なんですが、実物大の模型が手に入るのって、家具の設計では凄いメリットがあるんですよね。
あとは、建築の分野なんかでも、ハニカム構造の建材が一体でプリントできるとか色々使い道があります。

ほかにも、高さも2mぐらいあるので、人間一人をプリントする事もできますよ。
そうすると何が出来ると思いますか?

 

ーーメイカーズラブ

むむ、なるほど!
単に遊びで作ったモノじゃなくて、産業用途で活用するために開発したんですね。

巨大3Dプリンター、もっと詳しく知りたいです!

という分けで巨大3Dプリンターが、どんな事に使えそうか??もっと詳しく聞いてみたので、詳細は別の記事に書きたいと思います。

 

巨大3Dプリンターはここで見られる。急ぐべし!

タイトル:「マテリアルライジングⅡ」

    • 期間:2014/07/19(土) – 08/08(金) ※休館日 7/22(火)・7/28(月)・8/4(月)
    • 時間:10:00 – 17:00
    • 場所:東京藝術大学美術館陳列館  東京都台東区上野公園12−8
      ※美術館の向いにあるこんな建物です。本館と間違えないよう気をつけましょう。
      東京芸術大学美術館 陳列館
    • 入場:無料
 

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