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6万円で買える!3Dプリンターとスキャナとレーザーの複合機

キックスターターでは、3Dプリンターと何かを組み合わせる複合機が多くなってきてますよね。
以前の記事では以下のような複合機をご紹介しました

◯3Dプリンターとスキャナの複合機

◯3Dプリンターと射出成形機とCNCの組み合わせ

◯5軸加工機と3Dプリンターやウォーターカッター

3Dプリンターとスキャナーとレーザーカッターの複合機

そして、今回キックスターターに登場した「FLUX All-in-One 3D Printer」は、プリンター、スキャナー、レーザーカッターの複合型マシンです。
デルタ型の3Dプリンターベースで、ヘッド部分を付け替えることで3つの機能が実現されています。

スペックを見ていくと、3Dプリント可能な高さが18センチと、デルタ型の特徴である高さのあるモノが造形できます。さらに、解像度も最大0.05mmと水準以上です。

FLUXの3Dプリンターヘッド

 

3Dスキャナのスペックとしては、Makerbot Digitizerと同程度のようです。
分解能はスペックに書いてませんが、Digitizerと同じ0.5mm程度と推測すると、iSenseなどよりは良さそうです。

FLUXの3Dスキャナーヘッド

 

そして、レーザーカッターとしては出力が弱く、レーザー彫刻機レベルですね。
しかし、Laser Cubeの倍の出力があり、木材までは彫刻できるようです。

FLUXのレーザー彫刻ヘッド

というわけで、「FLUX」は、それぞれの機能がそこそこです。

しかし、複合機なのに6万円(599ドル)あまりと価格が安く
目標額を大きく上回る8000万円以上を集める人気プロジェクトとなっています。

3Dプリンター複合機は結構出てきていますが、5軸CNCや射出成形などとの組み合わせは資金調達に苦戦していました。

「FLUX」は、現実的な組み合わせで安価なところが人気の理由でしょうかね〜

FLUXとUP PLUS2とMakerbot DigitizerとLaser Cubeの比較表FLUXの造形サンプル

 

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