クマ型ルービックキューブが、3Dプリントを原型に少量量産を実現。
3Dプリンターは試作品を作るには便利ですが、プリントに時間がかかり量産には向いていないという問題があります。
去年あるプロジェクトで100個のケースをプリントしたときは1ヶ月ほどかかりました。。。
しかし、3Dプリントしたものを原型に簡易金型で量産することもできます。
今日はそんな分かりやすい事例があったのでご紹介。
クマ型のパズル「Ozo Bear」は、デザイナーのEmmanuel Carrilloさんがシンシナティー大学在学中にデザインしたものです。
発想のきっかけは、昔ながらのルービックキューブを子供に親しみやすいものに変えたいというコトだったみたいですね。
3Dプリントを原型した少量量産
さらに面白いなと思ったのは、3Dプリンターを使って量産に挑戦している部分です。
3Dプリンター自体で量産するのは無理があるので、シリコンを使います。
金属の金型ではなく、シリコンの簡易型を作り、そこにレジンを注ぎます。
レジンは数分で硬化するので、個人でも手軽にできる方法です。
シリコン型を使った量産プロセスを紹介するとこんな感じです。