【履歴機能】Fusion360は、後からカタチを直せる!
Fusion360の特徴として、「履歴」を使っての修正できるのがグッドなところです。
「履歴」とは、一度作った形状を後から簡単に直せるベンリな機能。
これは百万円レベルのCADじゃないと付いて無いことが多く、
当然無料CADにはありませんでした。
プロダクトデザイナーなどの幅広く使われている「Rhinoceros」などでも
「履歴」は無いので、モデルの修正は作り直しに近い感じです。
今回は、Fusion360の「履歴機能」を使うとどんなにベンリなのかをご紹介します。
履歴でサイズを変えてみよう!
ラテアートをしようかと、うさぎのフタを作ってみたけど
持っているカップに合わ無い。。。
そんな時でもFusion360の履歴機能を使えば、サイズを簡単に直すことができます。
うさぎの元になっているスケッチを修正、31mmだった直径を41mmに変更しました。
こんな感じで、カップにぴったりの大きさに
簡単にサイズを変えることができます。
「履歴機能」が無いCADだと、拡大縮小で大きさを直すしかないので
フタ自体が厚くなってしまいます。
履歴で形状を変更する!
「履歴」を使えば、大きさだけでなく色々な変更が可能です。
たとえば、このハートのカバー。
作り終わって、もう少し丸みのあるデザインに変えたくなりました。
Fusion360だと、形状の元になっているハートを書き換えれば
このように丸いデザインのハートにパッと変えることができます!
こういう場合、「履歴」が無いCADだと、完全に作り直しです。
「履歴」を使えることがとても便利なのがわかると思います。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。