世界初の木の3Dプリント素材を、実際に取り寄せてみた。
日本では老舗の3Dプリントサービス「インターカルチャー」から、木材を使った3Dプリンター用の素材「ウッドライク」が発表されました。
以前から個人用の3Dプリンター向けでは、木材系の素材はありましたが、工業用としては世界初だそうです!
そこで、サンプルを早速取り寄せてみたので、レビューをご紹介します。
「ウッドライク」の特徴としては、木材素材なのに加えて大きなものが安くつれることみたいです。
公式サイトの情報をみると、以下の写真のようなランプシェードを作ろうとすると、
ナイロン粉末で作ると30万円ぐらいかかっていたそうです。
でも、「ウッドライク」だと58,000円で出来るそうですよ。
ウッドライクは、かなり〜「木」の新感覚素材
それでは、メイカーズラブで撮影した写真をもとに、レビューをしたいと思います。
見た感じ木というよりは、おがくずを集めて固めた感じです。ただ、触った感触や質感、匂いは「木」そのものですね。
実物を見ると、最初にリリース写真を見たときよりも「木」である印象が強まりました。
さらに、強度もけっこうあり、ミニカーのルーフのトコロは2mmぐらいの厚さですが、押すと歪んで、離すと元に戻ります。
普通の木材よりも柔軟性があると思いました。
10センチ程度のサンプルカーだとは表面に3Dプリンター特有の積層跡が目立ちますが、磨くとツルツルになるようです。
公式サイトをみると表面が磨かれた状態だと、見た目もより「木」に近くなります。
これはCNCを木材を削岩するのとは違った方向の新しい素材になるそうですね♪
ウッドライクを磨いた様子 出典:インターカルチャー