Formシリーズの新機種!Form3とForm3 Lが発表!
光造形プリンターのForm2で知られるFormlabsから、新しい3Dプリンター「Form 3」と「Form3 L」の販売が開始されました。
「Form 3」は単に後継機種というだけでなく、Formlabsが開発した新技術「Low Force Stereolithography(LFS)プロセス」が採用されています。
「LFS」は、レーザーとミラーを組み合わせてることで、パーツの形状に合わせて、レーザーをピンポイントで照射することが可能となった、従来の光造形プリンターが進化したバージョンだそうです。
「LFS方式」のピンポイントレーザーにより、大きな造形物の印刷、より軽いサポート、そしてより高品質の表面仕上げが可能となります。
FormlabsのCEO兼共同創設者であるMax Lobovsky氏曰く、
「私たちは7年前に最初のデスクトップSLA 3Dプリンタで業界に参入しました。それ以来、5万台以上のプリンタを出荷し、そしてユーザーは4,000万以上の部品をプリントしました。」
「現在、ユーザーはプロトタイプ作成ツールからゲームチェンジャーまで、1台のプリンターだけでなく、多数のプリンターを使用してます。
LFS 3Dプリントにより飛躍的な進歩を遂げた新しいシリーズは、市場で最もパワフルで手頃な価格の3Dプリンタです。これにより、人々が期待できるプリント品質と信頼性を飛躍的に向上させることを楽しみにしています。」
Form3シリーズのポイント
フレキシブルタンクに加えて、LFSプロセスは、繰り返し精度のための高密度で正確なレーザースポットを保証する高度なライトプロセスユニット(LPU)も備えています。
簡単に取り外し可能な、軽いタッチのサポート材。20以上の内蔵センサーによる監視で、印刷条件が維持されます。
「Form 3」の造形面積は145×145×185mmです。対して「Form 3L」は、335×200×300mmと5倍以上の造形面積と2つのLPUを備えています。
さらに、Formlabsは新しい素材「Draft Resin」も発表しました。この新しい樹脂は0.3mmのピッチですが、他の樹脂よりも3〜4倍速くプリントことが可能だそうです。
新しい方式の3Dプリンターと高速樹脂の登場が加わった、Form3リーズはかなり強力なプリンターですね。