週刊マイ3Dプリンターが9月に再販決定!これは買っていいのか??
今年の1月に最終号が出たデアゴスティーニの「週刊マイ3Dプリンター」も再販が決定したそうです。
2016年の9月から再度刊行されます。
前回の週刊マイ3Dプリンター」は全55号で、
ほぼ1年かけて2万3千台の3Dプリンターが組みあがったそうです。
これは、低価格の3Dプリンターとしては、国内最大とのこと
今回の再販版は、創刊号が399円、第2号が1199円、第3号以降が1898円です。
この「週刊マイ3Dプリンター」は買いなのでしょうか?
自分たちの経験でも
3Dプリンターを買って一番多いのが、すぐに飽きて使わなくなるというパターンです。
原因は、「idbox」のようなオープンソース系の3Dプリンターは操作自体が難しく
プリントするのが辛いのと
3Dプリンターは自分で3Dデータを作れないと役に立たない機械だからです。
そういう観点で、「週刊マイ3Dプリンター」を見てみると。。。
1年間じっくり待つことができて、自分で機械をいじるのが好きな人には向いていると思われます。
コストパフォーマンスはどうか?
まず、55号まで1年間かかるので、総額約11万円の3Dプリンターを買うことになります。
5万円台のプリンターもあることを考えると、すごく安いというわけではありません。
しかし、部品を自分で一から組み立てるので、3Dプリンターの構造は理解できます。
そして、「週刊マイ3Dプリンター」で組み立てる「idbox」は、ボンサイラボの「BS01」がベースなので精度自体は悪くありません。
ただ、ソフトウェアがオープンソース系のため、プリンターを使うのに熟練する必要があります。
その辺は「週刊マイ3Dプリンター」に解説があるので、クリアはできそうです。
いまの買う3Dプリンターとしてどうか?
ただし現在は、専用ソフトで使いやすい3Dプリンターが複数機種でています。
その状況でオープンソース系に行くと考えると、自分で機械をカスタムするのが好きな人など、人を選ぶと思います。
実際「週刊マイ3Dプリンター」のコミュニティサイトをみると
ヘッドを2つつけたり、画面をつけたり、Wifi制御にしたりと
機械のカスタマイズを楽しんでいる人が多いようです。
3Dソフトの学習もできる?
ちなみに、3Dソフトは、3DCADの「123D」とCGソフトの「Blender」が紹介されます。
以下の動画をみると、かなり基本的な形状を作ることがメインのようです。
しかし、ソフト自体は専門の解説書も出版されているのでモデリングを勉強するだけなら、そちらのほうがいいかと思いました。
「週刊マイ3Dプリンター」は、1年間かけて幅広いことを気長に学べる人向けだと言えますね。
週刊マイ3Dプリンターの公式サイトへ